Hymenoscyphus sp.(ニセビョウタケ属) |
2008年11月2日 横浜市 新治市民の森 |
広葉樹の枝上に生じる小型橙黄色のビョウタケ類。K氏より預かったもの |
でニセビョウタケ属(Hymenoscyphus) と思う。11月2日撮影。 |
[特徴] |
子実体は広葉樹の枯枝上に生じる。有柄で浅い皿状。全体ほとんど橙黄色。 |
直径 1 mm 程度。 |
柄は細く無毛、高さ 1.5 mm 程度。 |
子嚢は先がややとがる棍棒形、8胞子を二列に生じる。頂孔は |
I+。 10-12 × 110-112.5 μm. |
側糸は糸状。上下同幅、径 2.0-2.5 μm. |
子嚢胞子は紡錘形〜ナメクジ形、左右不対称。頭部、尾部は細まる。 |
無色薄壁で小さい油球が数個ある。5-5.5 × 22-22.5 μm. |
一見 Hymenoscyphus calyculusに似ているが? |
参考文献:Richard P Korf 「盤菌網と塊菌目」 |
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A
B 子嚢 C 子嚢胞子